ソーシャルレンディング業界の中で、クラウドクレジットは海外投資に特化した運営会社であり、10%を超える魅力的な年利回り(2017年6月現在)もあり、新興企業として常に注目を浴びています。
伊藤忠商事が株主となっていることも安心感のひとつです。
クラウドクレジットは2014年6月に開業し、今年2017年6月で3周年を迎えました。
3年間のクラウドクレジットの実績がどうなっているのか、気になる方も多いでしょう。
結論から申し上げますと、クラウドクレジットの運用実績はほぼ期待通りです。問題はありません。
ただし、3年しか経過していませんので、償還された案件も限られています。
クラウドクレジット満期運用レポート
下記の満期運用レポートがサイトにアップされています。
- 東欧金融事業者支援ファンドはすでに12案件
- マイクロローン事業者ファンド 1案件
- カメルーン中小企業支援プロジェクト 6案件 修正2
詳しくはこちら⇒ソーシャルレンディングならクラウドクレジット
今後のことはともかく、償還された案件では期待通りの運用になっています。
ただし、カメルーン案件で遅延が発生している件もありますので、商品選びは慎重さが必要です。
では、どのように商品を選ぶかですが・・・
クラウドクレジットの将来実績予想を見るポイント
クラウドクレジットのどの商品に投資したほうがよいかの目安として期待リターンマップがあります。
これをみれば、実績や途中経過が一目でわかります。
期待リターンマップは毎月、翌月の下旬に発表されます。たとえば2017年6月の各商品の期待値を見たい場合は7月下旬までお待ちください。
下記は、最新の5月のマップになります。
ニコニコマークで各商品の運用実績を表示してくれるので、非常にわかりやすいです。
😊マークを中心に投資する考えでもいいのではないでしょうか。ただし将来のことは誰にもわからないので、自己判断でお願いします。
ワタシの投資実績
ワタシはクラウドクレジットの投資実績が、いつの間にか80万円になってしまい、他のソーシャルレンディングよりもダントツで多い投資額になっています。
2017年2月からの運用開始なので、確定した収益はありません。
クラウドクレジットのメリットデメリットのひとつは為替です。期待実績通りの運用になっても、大きく利回りが変わってきます。
直近で入金した30万円の案件では、【為替ヘッジあり】を2案件購入しました。為替差損が気になる方は必ず【為替ヘッジあり】商品を購入しましょう。
ただし、為替差益のうまみもなくなってしまいますが。
ワタシの投資実績予想は、期待値通りにいくと思っています。
なにかアクシデントがあったとしても、基本1案件、10万円なので、少なくとも他のソーシャルレンディング会社の案件も含めて、元本だけは確保する姿勢でいます。
クラウドクレジット、ソーシャルレンディング会社はマイナス実績を開示できるか?
ソーシャルレンディング会社に限らず、会社がダメになる要因は業績でなく、隠ぺいであることが多いです。
大企業T、O、Mをはじめ、ライバル会社に負けるのではなく墓穴を掘っていることが歴史的に明らかです。
特にソーシャルレンディングは匿名組合出資のため、投資家に見えないものがあります。
いかに情報を開示できるか、悪い情報をいち早く投資家に伝えることができるかがキモです。
その点、クラウドクレジットはガバナンス強化のため、社員を増進して体制強化にあたっています。
まだまだ、20数名の小さな会社ですが、杉山社長はじめ、金融業界のプロ集団を集めたソーシャルレンディング会社です。
このままさらに実績を伸ばしてもらいたいと思います。
クラウドクレジットのブログ
クラウドクレジットのブログに興味深い記事「腐敗認識指数について」が掲載されていました。
内容は要約すると
〇腐敗国のランキングがあること
「腐敗認識指数)」とは、トランスペアランシ―・インターナショナルという国際的NGOが毎年、国や地域別にその公的部門がどの程度腐敗しているか、点数化して毎年ランキング形式で公表しているもので、この分野では国際的に認知されている指標です。
〇クラウドクレジットが取引国に賄賂を贈った場合、米国の司法省に摘発される可能性があること。
賄賂を贈ってしまったリスクとしては、当該国の贈賄関連法令に抵触し、処罰される可能性があると同時に、米国のFCPA(Foreign Corrupt Practices Act)に基づき、米国の司法省に摘発される可能性があります。
〇摘発された場合、会社の存亡に関わるほどのリスクを背負うこと
有罪となった場合極めて罰金(法人)が重く、2011年日本のプラント建設会社の場合、訴追猶予(Deffered Prosecution Agreement: 司法取引の1種)の結果、2億1880万米ドルの罰金を支払っております。
上記の点を十分に理解した上で、諸外国と取引していく、ガバナンス強化に努めることが書いてあります。
クラウドクレジットのブログ⇒「腐敗認識指数について」
クラウドクレジットは日本の金融庁の 査察だけでなく、米国の司法省や諸外国の法務にも目を配りながら、新規の取引を開発する必要性があることがわかりました。
クラウドクレジットは不正行為があれば、直接会社が消える可能性があるので、他のソーシャルレンディング会社より、透明性のある情報開示が求められます。
その点からも、クリーンな会社であると言えるでしょう。
以上、クラウドクレジット実績、将来実績予想から見えるワタシの投資実績の結論です。
順調に推移していると言えるでしょう。